そろそろ気になりませんか?中年男性の生活習慣!

ピロリ菌の保菌に性別の違いはないものの…

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ピロリ菌とは人の胃の中に生息する菌で、胃炎や潰瘍等の病気を引き起こすと言われています。日本では年齢が高いほど保菌率が高く、20歳代以下の若年層では20%程度ですが、50歳代以上では8割を超えると言われています。

ピロリ菌が注目されているのは、ピロリ菌によって慢性化する胃炎が胃がんの誘因となるとされているからです。

さらに、ピロリ菌の男女間での保菌率に違いはありませんが、胃がんの罹患率は男性の方が高くなっています。これは、飲酒、喫煙等の生活習慣やストレスから胃がんになるリスクが男性の方が高いためではないかと言われています。

ピロリ菌が胃がんに変わるまで

胃の中は強い酸性が保たれているため、この中で生きていける生物はほとんどありません。ただピロリ菌は自身からアルカリ性の物質を分泌することで周りを中和して生息できる環境を作っているのです。

多くの感染者(保菌者)は子供の頃に感染しており、ピロリ菌に感染していること自体での自覚症状はありません。このため、大人になってもずっと感染している状態が続くわけです。

長く続く感染のなかで、ピロリ菌は胃の粘膜に炎症を起こし、その範囲は胃全体に及んでいきます。慢性の胃炎はそれほど強い痛みがあるわけでもありませんので、放置されがちです。

さらに胃炎が長く続くと、胃潰瘍や十二指腸潰瘍へと症状が進み、その一部が胃がんへとつながっていくわけです。

ピロリ菌を見つけよう!

50歳代であれば8割がピロリ菌の保菌者ということであれば、オジサン達の相当数は保菌者ということになります。

さらに、日本人の死因の第一位は『がん』であり、がんの罹患率で『胃がん』は『肺がん』についで2番目に多い病気なのです。この数字だけでも胃がんの深刻さが分かります。

こうしたことから、最近の健康診断では、胃がんを直接見つける胃カメラやバリウム検査にプラスしてピロリ菌を保菌しているかどうかの検査を行う機関も増えてきています。

検査は、胃の粘膜を直接採取して検査する方法もありますが、呼気を採取して検査したり、血液や尿から抗体検査を行う方法もあります。

除菌すれば不安も消えます

ピロリ菌がいるからといって、必ずしも胃潰瘍や十二指腸潰瘍になるわけではありません。当然、100%胃がんになるというわけでもありません。

ただ、ピロリ菌が胃の中にいて、胃炎や潰瘍に悩んでいるのであれば、除菌を検討すべきです。潰瘍と診断された人が除菌治療を行うのであれば、健康保険の適用対象となるのです。

『金銭的な負担が少なくとも、期間が長引いたり、身体への負担とか…』等々、いろいろは不安があると思いますが、除菌治療は、定められた薬を7日間程度、時間を守って服用するだけです。これだけで90%以上の人が除菌に成功しているのです。

あれこれ、悩むような問題ではありません。すぐにでも除菌を始めましょう!

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